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カトリーヌ・マラブー（Catherine Malabou, 1959- ）

■略歴

カトリーヌ・マラブー（Catherine Malabou, 1959- ）。パリ第10大学助教授。現代フランスで最も注目される哲学者のひとり。著者に、デリダとの共著 La Contre-Allée (Paris, La Quinzaine littéraire / Louis Vuitton, 1999)の他、Plasticité (dir., Paris, Léo Scheer, 2000), Le Change Heidegger. Du fantastique en philosophie (L&eaucte;o Shceer, 2004), La Plasticité au soir de l'écriture. Dialectique, destruction, déconstruction (Léo Scheer, 2005)などがある。邦訳に、彼女が雑誌 Revue philosophique と協力して編集したデリダ特集号『デリダ——肯定の思考』（未來社、2001年）が、また彼女自身の著作としては、デリダのもとで指導を受けた博士論文『ヘーゲルの未来——可塑性・時間性・弁証法』（未來社、2005年）がある。

（『わたしたちの脳をどうするか』邦訳書、著者略歴より）

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